食事の準備に、子供の見送り、ゴミ出し、夕食の仕込み、子供の寝かしつけにあとは・・・、主婦の仕事を挙げていけばキリはありません。
夫婦ともにフルタイムで働く家庭でも家事の8割以上を妻が負担しているとの報告があるぐらい、家庭の中で主婦が休める時間はほとんどありません。
でも自由になる時間以上に、自由になるお金も無いのが今の日本の家庭事情です。
忙しい中、更にパートで働くにしても働ける時間は限られているし、子供が体調不良になったら仕事を休まないと・・・。
そんな忙しい主婦におすすめな仕事がWebライターです。
すぐに大金を稼げるわけではありませんが、自由な時間で自分のペースで仕事ができて、続ければ確実にスキルアップすることができます。
最初は、思うように収入が上がらなくても、実績を積んでいけば、単価の高い仕事を受けて収入アップをすることや、Webライターとして専業になることも夢ではありません。
ここでは、そんなWebライティングという仕事について、皆さんにご紹介します。
Webライターは、書くことが好きな人なら誰にでもできる仕事です
Webライターとは、クライアントからの依頼で、Web上に掲載する文章を書くライターのことです。
ニュース、コラム、ECサイトなどの商品紹介や、ブログ記事やインタビュー記事の作成などその仕事は多岐に及びます。
紙のメディアでは、ライターは専門性を持ったプロの仕事のイメージがありますが、Webメディアの急増により仕事が増えている影響もあり、最近では副業としてWebライターに取り組む方が増えています。
文章を書くことには、年齢、性別、キャリアは関係ない
未経験者でも始めやすいWeb系の仕事の中では、WebライターはWebデザイナーと並んで人気の仕事です。
同じWeb系の仕事の中でも、プログラミングなどは、スキルを学ぶために長期間スクールに通って学んだり、就職して働きながら経験を積んでいく必要があります。
Webライターは、ライティングやSEOの知識は必要となりますが、短期間でスキルを学ぶことができて、収益に繋げやすい仕事です。
小説などの感性が問われる作文とはことなり、Webライティングでは、分かりやすい文章を書くことが求められます。
そして「わかり易い文章を書く」ことは、訓練次第で誰にでも可能です。

ライティングは技術なんだね
また、フリーランスとして働く上では、年齢や性別は関係ありません。
むしろ、人生経験があることがプラスに働くことが多い仕事です。


忙しい主婦でも大丈夫!Webライターは自由な働き方ができる
副業としてWebライティングで収入を得るには、フリーランスとしてクラウドソーシングサイトやSNSなどを利用して自分で仕事を見つける働き方がおすすめ。
忙しいと時間帯を避けてスキマ時間で仕事をしたり、週末で時間が取れるときにまとめて仕事に取り組むこともできます。
自分で仕事の量を調整できるので、無理のない働き方で仕事を続けていくことができます。



私でも自分で仕事を探せるのかな?
Webライターは将来性がある仕事です
Webライターは、Web上の文章を書く仕事です。
日本経済の低迷で稼げない仕事が増えている中、Web系のビジネスは順調に成長を続けています。
Webライターの数も増えていますが、まだまだ仕事が見つからない状況ではありません。
まだ、企業がWeb広告にかける費用は年々増えている状況なので、Webライターの仕事が無くなることは当分ないでしょう。


主婦にWebライターが人気な理由は?
副業としてWebライターに取り組む主婦が増えています。
自由な時間で仕事ができることや、未経験者でも始めやすいことが主な理由ですが、それ以外にもWebライターの仕事には主婦にとってのメリットがたくさんあります。
ここではWebライターをはじめるメリットについてご紹介します。
今の世帯収入に数万円の収入がプラス!
「働いても昇給がほとんど無い」、「今の仕事がいつなくなるか不安」など、今の日本には「働く」ことについての心配事がたくさん。
世帯所得も1994年のピークを境に年々下がっています。
稼いだお金は、毎月の生活費で消えてしまう家庭も少なくありません。
1世帯当たり平均総所得金額の年次推移


今の給料が、あと5万円増えた時を考えてみてください。
年間60万円の年収増になるのと同じです。
厚生労働省の国民生活基礎調査では、40代の平均世帯年収は、694万円。
この年収が、約750万円になるのと同じです。
これだけあれば、貯金もできるし、年に1度は海外旅行もできそうです。
お子さんがまだ小さいなら将来の学費のために積み立てても良いかもしれません。
月に数万円の収入が増えることは、生活の幅が増えるのと同じことです。
在宅でもOK!場所と時間を選ばない働き方
どんなに儲かる仕事でも、働く時間が確保できなければ意味がありません。
Webライターは在宅で、自分で時間を選んで仕事をすることができます。
家では集中して仕事ができない場合は、カフェやオープンスペースで仕事をすることも可能です。
会社勤務の場合は、まとまった時間で働く必要がありますが、Webライターならスキマ時間で仕事をすることができ、あなたの時間を有効に使うことができます。


主婦の経験も活かせる!あなたの経験が活きる仕事
あなたに別の仕事、例えば金融やITなどで働いた経験があればそれをWebライターの仕事に活かす事ができます。
専門的な知識に基づいた記事をかけるWebライターは差別化が図れるため、単価の高い仕事を受注することができます。
もし、今まで特殊な職業で働いたり、専門的な勉強をした経験がない場合でもあなたが経験してきた家事や育児の知識が活かせるかもしれません。
今までのあなたの生活の中で、他の人にはない知識やスキルが必ず身についているはずです。
未経験でも始められる!
誰にでも始められて、スキルが上がれば他のライターとの差別化も図れるところがWebライターの良いところです。
文章を書くことができれば、資格や学歴に関係なく仕事をすることが可能です。
もちろん、スキルやコネクションなどにより稼げる金額は大幅に変わりますが、誰にでも等しく稼げるチャンスがあります。


Webライターは長く続けやすい
今は、バリバリ働けても10年後、20年後はどうでしょうか?
文章を書くにはさほど体力は必要ありません。
Webライターの仕事は年齢に関係なく続けることができ、むしろ経験を積めば積むほどより効率的に文章を書くことができるようになります。
今にしかできない仕事を今することも大事ですが、将来まで稼ぎ続けることができるスキルを一つでも身に着けていると、これからの生活も安心して過ごせるようになりますよ。



スキルがあると、退職しても安心
主婦にとってWebライターをはじめるデメリットは?
残念なことに誰にでもWebライターの仕事が適しているわけではありません。
中には「Webライターの仕事を始めてみたけど思っていたのと違う!」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
そうならないためにWebライターを仕事にするための注意点について考えてみましょう。


書くことが苦手な人には向いていない
Webライターは文章を書く仕事です。
文字単価1円で、5万円を稼ぎたい場合は5万文字を書く必要があります。
熟練のライターなら、一時間に3,000文書く方もいますが、慣れないうちだと一時間1,000文字書くことも難しいかもしれません。
一時間1,000文字だった場合は、5万円を稼ぐために必要な時間は50時間、それ意外にも修正や推敲で時間も使うため、仕事に割り振れる時間はほぼほぼ文字を書き続けることになります。
それだけの時間を「文章を書く」ことに耐えられるかどうか考えてみてください。
Webライターの仕事は「書く」ことが苦手な方や嫌いな方には向いていません。
収入を得るために勉強と訓練が必要
Webライターには、「わかりやすく」、「伝わりやすい」文章を書くことが求められます。
「わかりやすい」文章を書くためには、書くことだけではなく、情報の収集、集めた情報の整理、伝える順番の決定、表現の検討、文章構成等いろいろな要素が必要となります。
またライターの仕事は書くだけではなく、大まかに3つの工程に分けられます。
- 構成を決める
- 文章を書く
- 推敲をする


ライターに求められるこれらの技術は、人から学んだり、繰り返し文章を書いて訓練することで上達していきます。
Webライターは小説家とは違って、感性や芸術性に左右されにくい仕事です。
地道な勉強と練習で誰でも確実にスキルアップを図ることができます。
また、紙メディアのライターとはことなり、Webライターには自分の書いた文章が検索エンジンに検索されやすくするためのSEOの技術が求められます。
SEOは、それだけでコンサルティングの仕事が成り立つほど複雑で重要な要素です。
ただ文章を書くだけでは、クライアントからの要望を満たすことができずに信頼が得られないこともあります。
最初からどんなに文章がうまく書ける人でも、Webライターとして成功するためには、Webライターとしての勉強と訓練が必要となります。
家族と過ごす時間や自分の時間が減ってしまう
Webライターは、フロー型の仕事です。
自分の手を動かせば動かすほど収入は上がりますが、働かなければ収入は全く入ってきません。
特にフリーランスとして自分で仕事を探して受注していく場合は、営業から会計処理まですべてを自分で行わなければなりません。
Webライターには、案件を探す時間や、会計や確定申告など、ライティング以外にもかなりの時間が必要となります。
どの仕事でも同じですが、働けば働くほど家族と過ごす時間や、自分のための時間は少なくなっていきますので、自分でその調整を付けていく必要があります。
仕事のストレスが増えてしまう
Webライターの仕事は、クライアントの要望に従って文章を書くことです。
あなたの書いた文章が、要望を満たしていないと判断された場合は、訂正をする必要があります。
相性が悪いクライアントの場合は、そのやり取りがストレスになることがあります。
また、フリーランスは将来の収入が確約された働き方ではありません。
収入が上がらない、収入が不安定などの悩み事は付きません。
Webライターで得られる収入は?
副業としてフリーランスでWebライターを始める場合、収入は受注する案件の単価により増減します。
クラウドソーシングで仕事を受注する場合は、文字単価(納品した文章の一文字当たりの価格)には0.5円から5円程度の幅 があります。
この文字単価については、「ライターのスキル 」、「 専門性があるかどうか 」などで金額差が生じます。
仕事の発注者は、自分にはかけない文章をライターに期待しているので、誰にでも書ける一般性が高い文章については文字単価は安くなります。
Webライターとして仕事を受注する場合は、自分の月収や年収は、仕事量と文字単価ですぐに予想することができるので、自分の実力、仕事量をもとに計算をしてみてください。
例えば文字単価1円で、3,000文字のブログ記事を書いた場合、収入は3,000円ですので、月5万円の収入を得るためには17本の仕事を受注する必要があります。
記事を作成するためには、調査や取材も必要なので、文字単価1円で月5万円の収入を得るのはかなりの労働量となります。
副業として安定的に収入を確保していくためには、ライターとしての仕事をこなしながらスキルと実績を上げて、より高単価な仕事を受注できるようにしていくことが必要となります。



簡単にお金を稼げる方法は無いんだね
主婦がWebライターになるためには?
クラウドソーシングでも「未経験者歓迎」の案件は多数登録されています。
未経験者でもできるライティングの仕事には、ちゃんとしたマニュアルが用意されてあったり、丁寧な指導があったりと対応がしっかりしているものも多く、最初はそういった仕事を受けながらスキルを磨いていくことも可能です。
ですが、「誰でもWebライターになれること」と「誰でもWebライターで稼げること」は全く違います。
未経験者でも受注できる案件は単価が低いものが多く、中には「文字単価0.2円」などの書いてもほとんど収入にならない案件も珍しくありません。
Webライティングには、「ただ文字を書く」以上のスキルがたくさんあります。
そういった基本的なスキルを身に着けているのといないのとでは、記事を読んだ読者の感想は大きくことなります。
手頃な単価の仕事をひたすらこなして経験を積んでいくことも大事ですが、まずライティングの基礎的な知識を身につけておくことをおすすめします。
Webライティングの知識は、本やサイトを参考にしたり、スクールに通うことで身につけることができます。
当サイト「まなびどき」は、学びたい大人の皆様に最適なオンラインスクールを紹介をするためのサイトです。
目的別のWebライティングスクールについては、別記事でご紹介しているのでぜひご覧ください。
\Webライティングのスキルをスクールで学んで高単価の案件を獲得しましょう/
Webライティングを学べる本
実際に読んでみて特に参考になった書籍についてここでご紹介しておきます。
皆さんがどんなWebライターを目指す場合でも、これらの本は必ず役に立つと思います。
Webライターの仕事の探し方
Webライターの仕事は、クラウドソーシングサイト以外にもSNSやメディアサイト等いろいろな所で探すことができます。
これからWebライティングをはじめる方は、とりあえずクラウドソーシングサイトに登録して、仕事を探してみることをおすすめします。
クラウドソーシングサイトには、クラウドワークスやランサーズのような総合型クラウドソーシングサイトの他、ジャンル特化型クラウドソーシングサイトがあります、ここでは仕事の登録数が多く、検索が使いやすい「クラウドワークス」についてご紹介しておきます。


クラウドワークスでは、無料の会員登録をすれば、メニューの「仕事を探す」⇒「ライティング・記事作成」のカテゴリーからWebライティングの仕事を探すことができます。
ライティングの仕事には、1文字1円などの文字単価のものや、一件1,000円などの記事単価のものがありますのでご注意ください。



Webライターの仕事っていっぱい登録されているんだね
主婦にこそオススメ!副業としてのWebライター
スキルを生かしてフリーランスとして自由に仕事をしていく生活に憧れたことがありませんか?
Webライターはまさにそんな自由な働き方の一つです。
はじめは月に数万円稼ぐのが精一杯でも、経験を積んで、人脈ができれば専業となって月3桁の収入を稼ぐことも夢ではありません。
もちろん全員が必ずそこまで成功できるわけではありませんが、自分の努力次第で収入を得ることができるWebライティングは時間や働き方に制約のある主婦でも取り組める魅力的な仕事の一つです。
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