副業として動画編集を始める方が増えています。
フリーランスとして仕事を始めやすく、自分の好きな時間に仕事をすることができる動画編集ですが、安定して収益を上げるためには、動画編集ソフトを使った編集技術を学ぶ必要があります。
独学で学ぶことも可能ですが、短期間で技術を習得して副業を始めるにはスクールで学ぶことが最も効率的です。
ここでは、10万円以下で受講できるリーズナブルなオンラインスクールの中から、自信を持っておすすめできる5校をご紹介しています。
オンラインスクールで動画編集を学ぶ前に
なぜ副業として動画編集が人気なのか?
今人気が高まっている動画編集の仕事ですが、動画編集者が具体的にどのような仕事をしているかご存知でしょうか?
具体的に動画編集の仕事の内容を知る前になぜ今動画編集の仕事が注目されているのかご説明します。
動画編集の仕事の需要が増えている
Youtubeやニコニコ動画などの動画共有プラットフォームが登場したことで、誰でも動画を公開することが出来るようになり、今まで映像制作のプロにしか制作できなかったクオリティの高い動画がどんどんインターネット上で公開されるようになっています。
更に、スマートフォンの普及により、インターネット上の動画ファイルに、世界中の誰もが簡単にアクセスすることができるようになりました。
その影響で、スマホで動画視聴する時間は、5年間で4倍に成長しています。

今後、5Gが普及して更に高画質の動画が配信しやすくなると、今まで静止画が当たり前だった分野にも動画が取り入れられてくるでしょう。
「動画編集の仕事は飽和している」、「AIで動画編集の仕事がなくなる」などのネガティブな予想をする方も多いですが、市場の大きさと広がりを考えれば、動画編集者の需要が今後も増え続けることには疑う余地がありません。

動画が私達の生活からなくなるなんて想像できないよね
技術の習得がしやすい
動画編集は、動画編集ソフトの扱いを理解できれば、誰にでも出来る作業です。
そのため、独学で動画編集技術を勉強して、仕事を初める方も多く、必ずスクールに通わなければならないわけではありません。
始めたばかりで、誰でもすぐに何十万円も収益を挙げられるわけではありませんが、努力次第では学歴や職歴に関係なく収入を得ることが可能です。
動画編集を学ぶためのスクールも増えているため、すぐに動画編集者として活躍したい方は、スクールで実践的な技術が学べるようになってきました。


自由な場所と時間で仕事ができる
PCがあればどこでもできる動画編集は、時間が無いサラリーマンや学生、主婦の副業としては最適な仕事です。
場所を選ばず仕事をすることが出来るので、在宅でできる仕事を探している方にもおすすめです。



別に仕事をしていても、動画編集なら自宅で空いてる時間で作業ができるね


動画編集を学ぶならオンラインスクールがおすすめ
動画編集は独学でも学べる技術です。
それでも動画編集技術を教えるオンラインスクールが増え続けているのには理由があります。
短期間で効率よく学習ができる
副業として動画編集を初める場合は、何年もかけて準備するわけには行きません。
「できるだけ短期間で収益を上げたい」と考えている方が多いと思います。
プロとしてやっていくための技術を習得するためには、スクールで実践的な技術を学ぶことが最も近道になります。
動画編集で収益を上げているクリエイターが講師として所属している
ここで紹介しているオンラインスクール4校は、実際に動画編集の分野で活躍してきたプロの編集者が講師を努めています。
ソフトの使い方を説明するだけのスクールと異なり、動画編集の技術だけではなく、案件の獲得方法など即仕事につながる実践的な講義を受けることができます。
また、困ったときには、クリエイターから直接サポートを受けることができるので、時間を無駄にせずに学習が可能です。



学校っていうより職業訓練所だね
受講料金が安い
動画編集は人気の分野のため、次々に新しいスクールが開校しています。
価格競争も激化しているため、10万円以下の受講料でスクールで学ぶことができるようになりました。
通学型のスクールでは数十万円はする内容の講義でも、低価格で学ぶことができるオンラインスクールはまさに動画編集を学ぶのにピッタリの方法です。
卒業後すぐに収益につながる技術が身につく
実際に仕事で動画編集をしている講師から直接学ぶので、すぐに収益につながる技術が身につきます。
また、卒業後に受注した仕事で使える高度な素材やエフェクトを提供してくれるスクールもあります。


オンラインスクールを選ぶときにココに注意!
動画編集のオンラインスクールが乱立している時期だからこそ、自分にあったスクールをじっくり選びましょう。
- 実績のあるクリエイターが講師として所属しているか?
- 学習で使う動画編集ソフトは、一般的なものか?
- 講座の期間が適正か?
- 分からないときに問い合わせできるサポートがあるか?
- 受講料金が適正か?
とくに、受講料はスクールによってまちまちです。
受講料が高いスクールの場合は、100万円近い受講料がかかることもあります。
高額なスクールがすべて悪いわけではありませんが、副業として動画編集をすることで、どれぐらいの期間でその受講料を回収できるかはよく考えておく必要があります。
動画編集の仕事依頼の相場は、1本3,000円~1万5千円ほど、経験を積んで動画のクオリティが上げられれば更に高単価の仕事の依頼もあると思いますが、最初はアルバイトと変わらない収入だと思います。
どんなに優秀なスクールでも、受講料を回収するために一年以上タダ働きになってしまうとなんのためのスクールかわからなくなってしまいますね。
動画編集をお得に学べるオンラインスクール
動画編集技術を学べるスクールは日々増えていて、動画編集を学びたいけれど、どこのスクールを選べば良いか分からない方もいらっしゃると思います。
スクールを選ぶときには、「仕事をしながら空き時間で受講出来るか?」、「PC初心者でもついていける内容か?」など自分の生活やレベルにあっているスクールを探すようにしてみてください。
ここでは、特に次の条件にこだわって、スクールをご紹介しています。
- 実際に動画編集者として実績のある講師を採用している
- PC初心者でも講座について行ける
- 料金が10万円以下で、追加料金などがない
- 動画編集ソフトとして一般的なAdobe Premiere Proを使っている
- 講座で疑問に思ったことをすぐに聞けるサポート体制がある
2022年動画編集を学ぶことができるオンラインスクール
講座名 | Studio US (スタジオアス) | TechAcademy (テックアカデミー) | Movie Hacks | クリエイターズジャパン |
運営会社 | 株式会社AHGS | キラメックス株式会社 | 株式会社スキルハックス | 株式会社one pixel |
コース名 | 動画編集コース | 動画編集コース、広告動画クリエイターコース | MovieHacks | クリエーターズジャパンプレミアプロ講座 |
受講料 | 55,000円(税込) | 174,900円(動画編集コース・4週間プラン) | 69,800円(税込) | 79,800円(税込) |
支払い方法 | ジットカード決済、銀行振込、コンビニ決済 | ジットカード決済、銀行振込、コンビニ決済 | クレジットカード決済、銀行振込、Paypal | クレジットカード決済、銀行振込、Paidy |
それぞれのオンラインスクールはココが違う!
動画編集を教えるスクールにはそれぞれ特徴があります。
ここではまったくの初心者でも始められるスクールを選んでご紹介しています。
Studio US




映像制作会社で映像制作に関わった経験を持つ講師が複数在籍しているスクールです。
1700を超える豊富な動画教材を使い、ソフトの使い方から動画制作の実践的なトレーニングまで幅広い学習が可能です。
動画教材は、常に新しいものがアップされていくので、最新の教材で動画編集を学ぶことができます。
Adobe Premiereを使った動画編集技術だけではなく、illustratorやPhotoshopを使った画像制作についても学ぶことができます。
Premiere Pro、After Effectsを使った動画編集を学ぶ「動画編集コース」の受講料は55,000円(税込)で、他のスクールと比較してもかなり良心的な受講料設定となっています。
また、安いだけではなく受講生のサポート体制も徹底しており、受講中に分からないことはチャットですぐに講師に問い合わせることができます。
スクール名 | studio US(スタジオ アス) |
受講料 | ・動画編集コース 55,000円(税込) ・動画クリエイターコース 99,000円 (税込) ・動画クリエイター総合コース 165,000円(税込) ※全てのコースで、分割払いが可能 |
使用する動画編集アプリ | Premiere Pro、After Effects(動画編集コース) |
受講期間 | 最短2ヶ月(コースにより異なります) |
公式サイト | 公式サイトリンク |
\Studio USについて詳しく知りたい方はこちらの記事を御覧ください。/


TechAcademy (テックアカデミー)

Adobe Premiere Proを使った動画編集について教える「動画編集コース
「動画広告クリエイターコース
動画広告クリエイターコースでは、実際の広告案件を使ってフリーランサーとして仕事を実際に受けるまでの流れを学びます。
カリキュラムの最終課題に合格すると、案件受注のためのトライアル案件に合格したことになり、実際の動画制作案件を受けられるようになります。
カリキュラムでは、実務に近い形で、Adobe CCを使った動画広告の作成を学び、仕事にすぐに応用できるスキルを身に着けます。
テックアカデミーは、受講生のサポートを徹底しており、メンターと呼ばれるサポートがついて受講生一人一人をサポートすするなど、受講生すべてが最後まで受講出来るような工夫がいたるところでされています。
受講料は高めですが、どのコースも仕事に直結する知識を学ぶことができるので人気があるスクールです。
また、受講生はAdobe CCを3ヶ月無料で利用できるので、費用がおさえられるのも地味に嬉しいポイントです。
スクール名 | TechAcademy(テックアカデミー) |
受講料 | ・動画編集コース 4週間プラン 174,900円(税込) 8週間プラン 229,900円(税込) 12週間プラン 284,900円(税込) ・動画広告クリエイターコース 12週間プラン 427,900円(税込) 16週間プラン 482,900円(税込) 24週間プラン 592,900円(税込) |
使用する動画編集アプリ | Adobe Creative Cloud(3ヶ月分無償提供) |
受講期間 | 最短4週間(コースにより異なります) |
公式サイト | 公式サイトリンク |
\TechAcademyについて詳しく知りたい方はこちらの記事を御覧ください。/


Movie Hacks
現役の動画編集者で、自身でもYoutubeチャンネル「生ハム帝国【動画編集者】」(チャンネル登録者数約1.5万人)を運営する福島寛人氏が講師を務めるスクールです。
講義動画で学習していくカリキュラムですが、受講期間に制限がなく、講義動画はいつでも視聴可能です。
講座内容に関する質問、サポートにも回数制限がないので、動画編集で疑問が生じたらいつでもLINEで質問が可能です。
同社では、プログラミングを学ぶための「Skill Hacks」、ブログ講座の「Blog Hacks」、デザインを学ぶ「Design Hacks」などのクリエイター向けの講座が併設されているので、動画編集と合わせてブログ制作を学習するなどの並行学習も可能です。
スクール名 | Movie Hacks |
受講料 | 69,800円(税込) |
使用する動画編集アプリ | Adobe Creative Cloud |
受講期間 | 設定なし(教材はいつでも閲覧可能) |
公式サイト | 公式サイトリンク |
クリエイターズジャパン
自身もYoutubeチャンネルを解説している「佐原まい」氏(チャンネル登録者数約6万人:R4年1月現在)が講師を務めるスクールです。
カリキュラムで準備されている講義動画は、ソフトの使い方から案件の受注の仕方まで広範囲な内容となっていて、全17章677分となっています。
講義動画で学習して作成した動画を、佐原まい氏が添削してくれるので、動画の問題点やより良くするためのポイントを学べます
作業効率が上がる文字テロップ、エフェクト、アニメーションなどのPremierePro用のテンプレートを提供してくれるので、自作の動画でも簡単に高度な表現を再現することができるようになります。
自身が、WEBマーケティングの実践者であるため、動画編集スキルを副業にする場合のマネタイズについても、講義の中で教わることができます。
サポートにも力を入れているので、LINE@を使った個別サポートや、有料でのZOOMサポート設けることも可能です。
講座の受講者のみが参加できるオンラインサロン(クリエイターズサロン)があり、定期的にZOOM講義や交流会が開催されています。
スクール名 | クリエイターズジャパン |
受講料 | 79,800円(税込) |
使用する動画編集アプリ | Adobe Premiere Pro |
受講期間 | 設定なし(教材はいつでも閲覧可能) |
公式サイト | 公式サイトリンク |
いざ動画編集の世界へ!でもちょっと気をつけて
誤解を受けやすい動画編集の世界
これまでは良いことばかりを書いてきましたが、動画編集を仕事にする場合にはいくつかご注意いただきたいことがあります。
特に一部のメディアの「らくして儲かる」、「簡単な作業で大金が手に入る」などのウソに踊らされないようにする必要があります。
動画編集は将来性がある業種 = 技術・価格競争が激化
動画編集は将来性があって需要も伸びている分野だけあって、参入者が多い業種でもあります。
今後も動画編集者は増え続けますので、大手企業の参入などによる競争の激化が予想されます。
その中で打ち勝つためには、早い段階で技術力を磨き、実績を重ねることが重要です。
動画編集は、誰でもできるからこそセンスが問われる
動画編集ソフトは、あくまでツールなのでマニュアルを読めば、誰でも操作することは可能です。
単なる作業者ではなく、クリエイターとして評価されるには動画編集者としてのセンスが必要となります。
動画編集で稼げている人と稼げない人の二極化が進んでいる
動画編集だけで月100万円以上稼いでいるクリエイターも少なくありませんが、同様に全く稼げていない方もたくさんいます。
今後、動画編集の仕事が増えれば増えるほど、稼げる人と稼げない人の二極化が進んでいくと思われます。
社会人なら誰もが御存知のとおり、安定して簡単に大金を稼ぐ方法は日本にはありません。
今後動画編集を仕事としていくために
ここまで読んでくださった方の中で、「動画編集は、おすすめなのか、そうじゃないのかはっきりしろ!」とお怒りの方もいらっしゃると思います。
「動画編集」を「副業」のために学ぶのは全力でおすすめします。



わたしも副業ではじめるよ
今はまだ動画編集者の供給が、需要に追いついていない状況なので、技術を学べば誰にでもかなり参入しやすい職種です。
スクールで学べば、2ヶ月程度のカリキュラムで仕事を始めるのに十分な技術が身につきます。
だだし、動画編集は「副業」に留めることをおすすめします。
動画編集を「専業」とするためには、安定的に仕事を受注するため競合と戦って仕事を獲得していく努力と、常に新しい技術や流行を吸収していく工夫が必要で、決して「楽に稼げる」仕事ではありません。
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