やった方がいいと分かっていても勉強は続かないものです。
私たちの周りには勉強から遠ざけようと誘惑するものがたくさんありますし、「後でやろう!」と思いだしたらその「後」は永遠に訪れません。
特に誰にも強制をされることのないオンラインスクールの場合、通学型のスクールよりも、さらに強固な意思が必要となります。
ここでは、オンラインスクールでの学習を継続するためにモチベーションを保つ方法と、どうすれば勉強を継続できるのか皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
まずは、自分の性格を振り返ってみましょう
「資格取得のための勉強が続かない。」というお悩みをお持ちの方はたくさんいます。
むしろ、「勉強が好きで好きで暇さえあれば勉強をしています。」という方は、資格取得やスキルアップのためのスクールに通う必要はないでしょう。
どんな目的で資格取得の勉強をしようと考えるかは人それぞれですが、「一年以内に業務に必要な資格を取らないと解雇になる。」などの切羽詰まった必要性がない限り、モチベーションの維持には限界があります。
これをご覧の皆様は、自分が「どれぐらいの期間勉強集中して勉強ができるか?」はある程度は分かっているはずです。
集中して3年以上勉強に打ち込めるという場合は、「公認会計士」や「司法書士」などの資格取得を独学で目指してもいいですし、1日も勉強が続かないようならば「日商簿記3級」などの取得が比較的容易な資格の勉強でも通学型のスクールに通う必要があります。
まずは、今までの自分の生活を振り返って自分の立てた目標が適切なものであるか今一度確認をしてみましょう。
資格の種類 | 必要勉強時間の目安 | 合格率 |
---|---|---|
弁護士(予備試験) | 6,000時間 | 3% |
公認会計士 | 3,000時間 | 10% |
社会保険労務士 | 1,000時間 | 7% |
行政書士 | 600時間 | 7% |
宅地建物取引士 | 400時間 | 15% |
日商簿記2級 | 250時間 | 30% |
オンラインスクールでモチベーションを保つための工夫5選
オンラインスクールでは、自分のペースで勉強をすることができます。
そのため、自分で勉強しようと思わなければいくらでも先延ばしできてしまいます。
せっかく支払った授業料を無駄にしないためのモチベーションを保つための工夫についてご紹介します。
ポイント1 目的をはっきりさせる
何のためにその資格が必要なのでしょうか?
就職、転職、資格手当、独立・・・人によって資格取得の目的は様々です。
場合によっては、「何となく」、「時間があるから」などの理由もあるかもしれません。
目的がぼやければぼやけるほど、モチベーションの維持が困難になってきます。
特に学習に要する時間が半年を超えるような資格取得の場合は、より明確な目的が重要です。

ポイント2 いつまでに何をすれば良いかロードマップを作成する
資格試験の場合は、一年に1回しか試験がない場合もあります。
また、オンライン受験等の場合は、試験を毎週実施しているものもあります。
まずは、貴方が取得したいと思う資格について試験日を調べてカレンダーに落とし込みましょう。
資格取得に要する学習時間の目安は、ネットで簡単に調べることができるので、試験日までに勉強が終了するように「学習ロードマップ」を作成します。
ロードマップといっても難しいものではなく、「何月もしくは何日までにこの章を終わらせる」程度のメモをスマホに残すだけでも十分です。

資格ノートの最初のページに予定を書いたよ
ポイント3 勉強の環境を整える
勉強に専念するためには周囲から勉強の妨げになるようなものを片付けて、まず気持ちづくりから入りましょう。
学習をする環境の明るさも重要になります。
夜間に勉強をする場合は、部屋の明かりだけではなくデスクライトを活用してデスク周りを明るめに保ちます。
勉強をするには専用の部屋があると最適ですが、日本の住宅事情では難しい場合が多いので、自習室や図書館など集中できる環境を身近に探しましょう。



テレビ、コミック、スマホ、ジャマが多すぎる・・
ポイント4 勉強した成果を定期的に確認する
全く成果が上がらない努力を人は続けることができません。
オンラインスクールの場合は定期的に課題を提出したり、資格試験の過去問に挑戦するなどして定期的に自分の実力を確認していくことが、学習の進捗状況の確認だけではなく、モチベーションの維持の面でも重要となります。
また、資格試験の場合はいきなり最難関の資格試験を目指すよりも、関連するより簡単な資格試験で合格経験を重ねることが自信につながることがあります。
公認会計士の前に、日商簿記1級を受けてみる、また、1級の前に2級を受ける等の段階を踏むことは多くの受験生が難関試験合格への見通しと自信をつけるために実践している方法です。


ポイント5 一緒に勉強をする仲間を探す
勉強に向かうモチベーションの維持の仕方は人それぞれですが、多くの人にとって、周囲に共通の目標に向かう仲間がいることは大きなメリットとなります。
過去に、友達と一緒に勉強した経験は誰にでもあると思いますが、競争相手や強制力になる仲間とともに勉強することはモチベーションを維持する大きな要因となります。
オンラインスクールの場合は通学ほど他人との関わり合いはありませんが、多くの場合、学習者専用のコミュニティーがあったり、SNSで情報交換する機会があるので、積極的な参加をおすすめします。


どうしても一人では不安・・・、一人ではモチベーションを維持できない方は
一人でコツコツ勉強ができる方がいれば、自習が苦手な方もいます。
人によって勉強のスタイルが異なることは自然なことなので、どちらが正しいわけでもありません。
オンラインスクールを受講したいけど、「どうしても一人ではサボってしまう」、「一人でやりきれるかどうか不安」と感じる方のために、独自の対策をとっているスクールもあります。
パーソナルメンターがいるオンラインスクールを選ぶ


TechAcademy(テックアカデミー)
TechAcademyのパーソナルメンターとは?
TechAcademyでは、受講開始時に「事前学習」として、カウンセリングを実施して、受講目的をもとに個別の学習目標を設定します。
その後は、「週2回のメンタリング」、「毎日のチャットサポート」、「回数無制限の課題レビュー」を通じて、受講生を支援し、最後には、受講目的や習得スキルに合わせたオリジナルサービス(プログラミングコースの場合)の開発をメンターのサポートのもと行っていきます。
受講生に対するここまでの徹底した個別支援は他のスクールにはありません。


TechAcademyが受講生を脱落させないためにとっている支援策とは、以下のとおりです。
- 受講者の学習時間や事前知識をもとに個別の学習目標を設定。
- 定期的なパーソナルメンターのマンツーマン指導で学習でわからないポイントをその日のうちに解決。
- 日々の学習だけではなく、最終的に成果品の作成を行って実務で通じる実力を確認。
どうしても、「一人ではモチベーションを維持できない」方は、個別指導をしてくれるオンラインスクールを探して見ることをおすすめします。
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「勉強仲間」が作れるスクールを選ぶ


STUDYing(スタディング)は、スマホを使った資格の勉強に特化したオンラインスクールです。
まとまった勉強時間が取れない方でも、通勤や昼休みなどのちょっとしたスキマ時間を使って効率よく資格の勉強をすることができます。
スタディングのシステムで特徴的なものが「勉強仲間」機能です。
「勉強仲間」機能では、自分が勉強した内容、時間をタイムラインに投稿して、同じ資格を目指す人達に公開することができます。
TwitterなどのSNSと同様に、他の人の学習結果にコメントしたり、勉強仲間申請をおこなって特定の方と交流することも可能です。
「Twitterと同じじゃないか」と感じる方もいるかも知れませんが、汎用性の高いTwitterでそんな条件のそろった勉強仲間を見つけることは簡単ではありません。
スタディングの「勉強仲間」機能では、同じ時期に受講を開始して、同じ教材で勉強している受講者と学習状況を報告し会います。
中学や高校の定期試験を思い浮かべてもらえば分かりますが、勉強仲間として一体感を得るには同じ状況の生徒と情報交換することが重要になります。
スタディングは、その中学、高校の勉強仲間の状況をうまくシステムで作り出すことに成功しています。
テックアカデミーのようにパーソナルメンターに最初から最後まで伴走支援してもらうほどではないけど、勉強仲間は欲しいという方は、スタディングの「勉強仲間」機能がおすすめです。
実際にスタディングの講座を試してみた記事も書いているので、スタディングのシステムに興味を持った方はぜひ御覧ください。
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